【株式市場】主力株が交互に人気化し日経平均は大幅に反発

株式

◆日経平均は2万3308円32銭(161円77銭高)、TOPIXは1696.67ポイント(12.27ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億6514万株

チャート15

 11月15日(金)後場の東京株式市場は、TDK<6762>(東1)東京エレクトロン<8035>(東1)などが一段と強含み、前場上げたトヨタやソニーなどと交代するように日経平均を支える形になった。14日に好決算と自社株買いなどを発表したプレミアG<7199>(東1)は一段高。日経平均は195円高で始まり、199円22銭高(2万3340円77銭)を上値に高値圏で推移し反発した。日経JASDAQ平均も反発し、東証マザーズ指数は4日ぶりに反発。

 後場は海運株が総じて高い中で川崎汽船<9107>(東1)が一段ジリ高となり、川崎近海汽船<9179>(東2)の上期大幅増益などを受けて人気化。パシフィックネット<3021>(東2)は東証1部を目指すとの果実発表が材料視されて多きく出直った。WASHハウス<6537>(東マ)は中国での合弁展開が注目され大引けにストップ高で売買成立。

 東証1部の出来高概算は13億6514万株(前引けは6億9419万株)、売買代金は2兆2270億円(同1兆825億円)。1部上場2154銘柄のうち、値上がり銘柄数は1711(前引けは1762)銘柄、値下がり銘柄数は370(同317)銘柄。

 また、東証33業種別指数は32業種(前引けは31業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、水産・農林、パルプ・紙、海運、精密機器、その他金融、卸売り、倉庫・運輸、保険、証券・商品先物、サービス機器、食料品、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■山口県周南市で始動、燃料電池の定置型電源活用で脱炭素電力供給を検証  ホンダ<7267>(東証プ…
  2. ■LINEリサーチ発表、上半期トレンド総括と最新6月期の動向  LINEヤフー<4689>(東証プ…
  3. ■休廃業・解散は減少も淘汰続く、新興市場の課題鮮明に  東京商工リサーチは7月31日、国内ドローン…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  2. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…
  3. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  4. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  5. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  6. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る