【株式市場】米中の関係悪化が懸念されたが日経平均は421円安のあと持ち直す

株式

◆日経平均は2万2872円03銭(276円54銭安)、TOPIXは1674.62ポイント(16.49ポイント安)、出来高概算(東証1部)は増勢となり7億286万株

チャート14

 11月21日(木)前場の東京株式市場は、引き続き米国の「香港人権法案」可決による中国との関係悪化が懸念され、NYダウの続落を追うように株価指数の先物が先行安。日経平均は77円安で寄り、11時にかけて421円86銭安(2万2726円71銭)まで下押した。2万3000円割れは11月1日以来。中で、株主優待の導入が好感さたイワキ<8095>(東1)などは逆行高。日経平均は前引けにかけて持ち直し276円54銭安(2万2872円03銭)となった。

 株式分割と優待の実質拡充を発表したテンポイノベーション<3484>(東1)が活況高となり、自社株買いを発表したエフティグループ<2763>(JQS)も活況高。セルシード<7776>(JQG)は移植用「軟骨再生シート」に関するアメリカでの基本特許取得の発表が注目されて大活況高。

 東証1部の出来高概算は増勢となり7億286万株、売買代金は1兆1692億円。1部上場2154銘柄のうち、値上がり銘柄数は262銘柄、値下がり銘柄数は1825銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種が値下がりし、値下がり率の小さい業種をみると、電力・ガス、鉱業、ゴム製品、不動産、建設、輸送用機器、サービス、その他金融、水産・農林、情報・通信、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■半導体パッケージの微細化に対応、LDI露光で1.0μm幅パターンを実現  旭化成<3407>(東…
  2. ■物流費やエネルギーコストの上昇受け、企業努力では限界  亀田製菓<2220>(東証プライム)は5…
  3. ■約100種類の実践講座で次世代エンジニアを育成  トヨタグループ5社は5月22日、AI・ソフトウ…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  2. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  3. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  4. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  5. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  6. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る