夢真HDが後場一段高、前期の積極採用効果などで今期の収益拡大期待

■今9月期の通期決算発表からIFRS(国際会計基準)を任意適用

夢真ホールディングス(夢真HD)<2362>(JQS)は11月20日の後場、一段と強含む展開になり、13時過ぎに924円(15円高)まで上げて出直りを強めている。

 建設技術者派遣やITエンジニア派遣を行い、今期・2020年9月期の通期決算発表からIFRS(国際会計基準)を任意適用する計画で、予想連結営業利益は80億円。前期実績(日本基準)は47.19億円のため、単純比較では約7割増になる。

 事業環境は人手不足が言われるが、前期に計画を2割近く上回る過去最高の採用を実施済みで、段階的に戦力化する見込み。また、IFRSを適用することにより「のれん消却」などの評価が変わり、同社の場合、約5億円の利益押上げ効果が出るとした。(HC)

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