【株式市場】日経平均は軟調だが好業績株など高くTOPIXなどは堅調

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは2万18円30銭(1円74銭安)、TOPIXは1620.04ポイント(1.20ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億9382万株

チャート15 27日前場の東京株式市場は、対ユーロでの円高などを手控え要因にするムードがあり、ファナック<6954>(東1)は高いがソニー<6758>(東1)は軟調などと主力株の方向感が定まらない展開になった。日経平均は9時半にかけて一時110円18銭安(1万9909円86銭)まで軟化し、取引時間中としては4月22日以来の2万円割れとなる場面があった。東証2部指数、JPX日経400、日経JASDAQ平均は高い。

 富士通ゼネラル<6755>(東1)が24日発表の前3月期決算を好感して活況高となり、東レ<3402>(東1)は好決算に期待と5日続伸、ローソン<2651>(東1)は東京メトロとの提携報道などが好感されて高値を更新。ALBERT<3906>(東マ)はビッグデータ事業好調とされ4月30日の第1四半期決算発表が期待されて出直りを強め、アイビー化粧品<4918>(JQS)は皮膚の老化帽子に関する特許が言われて2日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は9億9382万株、売買代金は1兆253億円。1部上場1882銘柄のうち、値上がり銘柄数は993銘柄、値下がり銘柄数は718銘柄となっている。

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