【株式市場】日経平均は後場も堅調で4日ぶりに反発

株式

◆日経平均は2万3112円88銭(74円30銭高)、TOPIXは1691.34ポイント(1.96ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億1711万株

チャート3

 11月22日(金)後場の東京株式市場は、日本電産<6594>(東1)アドバンテスト<6857>(東1)が一段とジリ高基調になり、引き続き、中国・華為技術(ファーウェイ)が日本からの電子部品などの購入を5割増の方針と伝えられたことなどが材料視された。ただ、個別物色の色彩が強まり、日経平均は前場の高値(180円93銭高の2万3219円51銭)を抜けず、100円高前後で推移。日々ベースでは4日ぶりに反発した。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、数日前に画期的な水素製造方法を発表した木村化工機<6378>(東1)澤藤電機<6901>(東1)が再び上値を追い、Amazia<4424>(東マ)は前期、今期とも大幅増益の業績への評価が再燃とされて高値を更新。AKIBAホールディングス<6840>(JQS)はファーウェイの購買積極化に期待とされて高値を更新。

 東証1部の出来高概算は11億1711万株(前引けは5億6165万株)、売買代金は1兆9031億円(同9115億円)。1部上場2154銘柄のうち、値上がり銘柄数は1079(同1464)銘柄、値下がり銘柄数は952(同567)銘柄。

 また、東証33業種別指数は22業種(前引けは27業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、証券・商品先物、パルプ・紙、ガラス・土石、鉱業、その他金融、小売り、石油・石炭、鉄鋼、電気機器、非鉄金属、などとなった。(HC)

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