東亜建設が新株予約権付社債の影響緩和を目的に自社株買いを決議

■既存株主に配慮、発行株数の9.37%(200万株)20億円の規模で

東亜建設工業<1885>(東1)は11月27日の夕方、自己株式の取得(自社株買い)を発表し、普通株式200万株(自己株式を除く発行済株式総数9.37%)、または取得総額20億円を上限として、2019年11月28日から20年3月31日まで実施する。

 うち、129万6100株(同6.07%、20億円相当)を上限とする分は、11月28日午前8時45分の東証自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)に委託し、1543円(27日の終値)で買付を行う。

 これらの買付は、27日決に議した、2024年満期円貨建転換社債型新株予約権付社債の発行に伴う同社株式需給への短期的な影響を緩和し、資金調達を円滑に実行するとともに、資本効率の向上及び株主還元の充実を図ることを目的とするとした。(HC)

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