任天堂が逆行高で高値を更新、「ニンテンドースイッチライト」好調の見方

株式市場 銘柄

■225採用ではなく日経平均大幅反落の影響を受けにくい点も

任天堂<7974>(東1)は12月3日、一段高で始まり、取引開始後に4万3900円(660円高)をつけて年初来の高値を更新し、全体相場の大幅反落に逆行高となっている。最新のゲーム機「ニンテンドースイッチライト」が米国の「ブラックフライデー」(感謝祭商戦)で好調とされ、クリスマス商戦に向けて期待が強いようだ。

 全体相場を見ると、日経平均は取引開始後に一時340円安と大幅に反落している。225先物主導で下げたもよう。こうした中で、任天堂は日経225採用ではないため、先物主導で下げる際に発生しやすい裁定取引関連の売り圧迫を受けない。こうした点に注目する様子もある。(HC)

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