アスクルが急伸、第2四半期の営業利益3.4倍となり注目集中

■BtoC事業の利益率改善し損益構造の改善が進む

アスクル<2678>(東1)は12月18日、飛び出すような急伸となり、9時15分には12%高の3360円(355円高)まで上げて年初来の高値を大きく更新している。17日の取引終了後、第2四半期決算を発表。6~11月累計の連結営業利益が前年同期の3.4倍になったことなどが注目されている。

 売上総利益がBtoB事業の増収とBtoC事業の利益率改善により拡大し、売上高販管費比率は21.9%と1.2ポイント改善した。5月通期の予想は据え置いたが、「売上総利益率の上昇と売上高配送費比率の低下が同時に進み、損益構造の改善が進んでいる」(決算短信より)としたため、中期タームでの業績拡大などに期待が強まっているようだ。(HC)

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