ピックルスコーポレーションの第3四半期は原料価格の安定と佐賀工場の本格稼働もあり増収大幅増益

■24日の株価は先回りの買いもあり年初来の高値を付ける

 ピックルスコーポレーション<2925>(東1)の第3四半期は、原料価格の安定と佐賀工場の本格稼働もあり、増収大幅増益となった。

 20年2月期第3四半期連結業績は、売上高314億10百万円(前年同期比1.4%増)、営業利益15億73百万円(同35.6%増)、経常利益16億83百万円(同31.8%増)、純利益11億55百万円(同52.4%増)となった。

 売上高は一桁の増収であったが、利益は原料価格が安定していたことと、佐賀工場が本格稼働したことにより、大幅増益となった。

 第3四半期が順調であったことから、通期業績予想は、当初予想を据え置いている。

 ちなみに、20年2月期連結業績予想は、売上高427億16百万円(前期比5.0%増)、営業利益18億53百万円(同31.4%増)、経常利益19億96百万円(同27.8%増)、純利益13億12百万円(同42.5%増)と増収大幅増益を見込む。

 24日の株価は、第3四半期の好業績を見込んだ先回りの買いもあり、出来高を伴い急上昇し、年初来の高値3260円を付け、3255円(前日比200円高)で引けた。出来高は11万8800株と9月9日以来の10万株を超える大商いとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る