壱番屋は香港デモの影響で今期の予想売上高を減額するが国内好調で収益は増額修正

■今2月期、営業利益は12%引き上げて51.90億円の見込み(前期比16.8%の増加)に

壱番屋<7630>(東1)は12月25日の取引終了後、今2月期の連結業績予想の修正を発表し、売上高は前回予想に比べて微減となる一方、各利益はそれぞれ上回る見込みとした。

 売上高は、国内で当初予想を上回る見込みであるものの、香港で発生しているデモの影響等により、海外で予想に満たない見込みであること等から、従来予想を0.1%引き下げて512.30億円の見込み(前期比では2.0%の増加)とした。

 一方、収益は、、国内既存店売上が堅調であることに加え、人件費や広告宣伝費等の販管費が予想を下回る見込みであること等から、営業利益は同じく12.1%引き上げて51.90億円の見込み(同16.8%の増加)とし、親会社株主に帰属する当期純利益は同6.6%引き上げて32.40億円の見込み(同16.2%の増加)とした。増額後の予想1株利益は101円49銭。(HC)

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