エイトレッドが後場一段と強含む、働き方改革の潮流に乗り連続最高益の見込み

■ワークフローソフトの専業大手で出遅れ感ある銘柄として注目再燃

エイトレッド<3969>(東1)は12月26日、後場一段と強含んで1740円(38円高)まで上げ、12月24日につけた戻り高値1759円に向けて反発基調となっている。ワークフローシステム「X-point」「AgileWorks」などを開発販売し、業績は各利益とも連続最高益の見込み。好業績で出遅れ感のある銘柄として注目が再燃している。

 ワークフローソフト業界の専業大手で、機能強化やクラウドサービスの拡大などにより、第2四半期決算(2019年4~9月、累計)の売上高は7.83億円(前年同四半期比18.5%増)となり、営業利益は2.67億円(同23.3%増)となった。

 3月通期の業績予想は据え置いたが、働き方改革の潮流を受けて同社の事業分野には追い風が吹いており、今後は企業不祥事防止のための内部統制強化などへの需要も拡大する見通しだ。通期の業績予想は、売上高は16.0億円(前期比10.5%の増加)、営業利益は5.6億円(同8.%の増加)、純利益は3.75億円(同20.2%の増加)、1株利益は50円38銭。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
  2. ■学生発案の“牛乳をかける新食感”、とんがりコーンに朝食需要を開拓  ハウス食品グループ本社<28…
  3. ■6成分で多様な脱毛にアプローチ、簡単マッサージで日常ケアを支援  日本調剤<3341>(東証プラ…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る