【株式市場】個別物色の色彩が強く日経平均は一時123円安だがマザーズ指数などは高い

株式

◆日経平均は2万3714円68銭(123円04銭安)、TOPIXは1724.79ポイント(6.39ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少なく3億7625万株

 12月30日(月)<年内の取引最終日>前場の東京株式市場は、役員の去就に関する株主提案の受領を発表したレオパレス21<8848>(東1)や大幅増益の四半期決算を発表したパイプドHD<3919>(東1)が活況高となるなど、個別物色の相場になった。米シカゴ市場で取引されている日経平均の先物が安かったことなどを受け、日経平均は66円安で始まったあと179円23銭安(2万3658円49銭)まで下押す場面があった。その後は持ち直し、前引けは123円04銭(2万3714円68銭)だった。一方、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 川口化学工業<4361>(東2)が3日ぶりに一時ストップ高となり、11月決算予想の増額修正への評価が再燃。12月18日の新規上場のJTOWER(ジェイタワー)<4485>(東マ)は高値を更新。岡山製紙<3892>(JQS)は業績予想の増額修正発表が好感されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は少なく3億7625万株、売買代金は6041億円。1部上場2161銘柄のうち、値上がり銘柄数は569銘柄、値下がり銘柄数は1481銘柄となった。(HC)

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