GMOインターネットが大きく切り返す、米国でビットコイン採掘と伝わる

■ビットコイン相場は高い、中東情勢への危惧感など受け8000ドル回復

GMOインターネット<9449>(東1)は1月8日の後場寄り後に2180円(34円高)をつけ、朝方の2084円(62円安)を下値に大きく切り返している。「SBIとGMO、世界最大の米ビットコイン施設で採掘開始へ」(ブルームバーグニュース2020年1月8日8:02)と伝えられており、ビットコインなどの仮想通貨の相場がイランによる米軍基地攻撃を受けて上昇していることと合わせて材料視する動きがあるようだ。

 同ニュースによると、SBIホールディングス<8473>(東1)とGMOインターネットは、米テキサス州のロックデールで建設中の世界最大のマイニング施設で、ビットコインの採掘を始める計画。SBIホールディングス傘下のSBIクリプトとGMOネットは、今後数カ月以内に採掘を始めることで、ドイツのビットコイン採掘会社ノーザン・ビットコインの子会社である米ホインストーンと大筋で合意した。

 ビットコイン相場は、米CME(シカゴ商品取引所)ベースで12月中旬に6500ドル台だったが、1月7日は中東情勢への不安感などを受け8280ドル(665ドル高)となり8000ドルの大台を回復した。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  2. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  3. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  4. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  5. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  6. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る