【株式市場】米国の対中関税「継続」とされ日経平均は反落模様となるがJASDAQ平均は高い

株式

◆日経平均は2万3914円88銭(110円29銭安)、TOPIXは1731.10ポイント(9.43ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億5258万株

チャート5

 1月15日(水)前場の東京株式市場は、中国製品に対して米国が発動済みの関税を秋の大統領選後まで継続する方針と伝えられ、中国景気に敏感とされる安川電機<6506>(東1)などが反落して始まり、日経平均も102円安で始まり反落模様となった。太陽誘電<6976>(東1)など逆行高の銘柄はあったが、日経平均は110円29銭安(2万3914円88銭)まで軟化し、そのまま前引けとなった。半面、東証2部指数と日経JASDAQ平均は高い。

クリエイト・レストランツ・HD<3387>(東1)が四半期好決算と株式分割、優待拡充の発表を好感されて上場来の高値に進み、サイバーステップ<3810>(東2)は初配当の実施などが好感されてストップ高。京写<6837>(JQS)は「世界初」のノンシリコーン部品搬送用キャリア開発が注目されてストップ高。朝日ラバー<5162>(JQS)は今日も新開発の伸縮性配線が注目され3日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億5258万株、売買代金は9049億円。1部上場2160銘柄のうち、値上がり銘柄数は614銘柄、値下がり銘柄数は1417銘柄。

 また、東証33業種別指数は2業種の値上がりにとどまり、精密機器、ゴム製品、が高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る