【株式市場】材料株など個別に動きTOPIXは2日続落だが日経平均は小幅反発

株式

◆日経平均は2万3933円13銭(16円55銭高)、TOPIXは1728.72ポイント(2.34ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億3301万株

チャート6

 1月16日(木)後場の東京株式市場は、株価指数先物の動きが小さくなり、全体相場を動かすような要因は材料不足とされ、材料株などが個別に動く展開になった。第一三共<4568>(東1)が米国での新型抗がん剤発表などで再び出直りを強め、パスコ<9232>(東1)は東京農大などと包括連携協定と伝えられ一段高。日経平均は前日比反発したがTOPIXは2日続落、東証2部指数は反落した。東証マザーズ指数は3日続落、日経JASDAQ平均は小反落。

 後場は、IDOM<7599>(東1)が第3四半期決算など好感されてジリ高傾向を続け、Jストリーム<4308>(東マ)はNHKにネット同時配信が認可されたことが事業機会を広げるとされて一段と強い。ログリー<6579>(東マ)イルグルム(旧ロックオン)<3690>(東マ)は個人情報保護の観点から「cookie(クッキー)」(閲覧履歴ユーザー情報)を用いない情報分析の機会拡大が材料視されて活況高。

 東証1部の出来高概算は10億3301万株(前引けは4億9385万株)、売買代金は1兆9377億円(同8843億円)。1部上場2160銘柄のうち、値上がり銘柄数は654(同848)銘柄、値下がり銘柄数は1406(同1192)銘柄。

 また、東証33業種別指数は11業種(前引けは9業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、医薬品、石油・石炭、電力・ガス、食料品、小売り、空運、輸送用機器、などとなった。(HC)

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