ツクルバは上値試す、20年7月期売上総利益40%成長目指す

株式市場 銘柄

 ツクルバ<2978>(東マ)は中古住宅流通プラットフォームcowcamoを展開している。20年7月期は利益予想非開示だが、売上高と売上総利益で40%以上の成長を目指すとしている。収益拡大を期待したい。株価は10月の安値で底打ちして戻り歩調だ。上値を試す展開を期待したい。

■中古住宅流通プラットフォームcowcamoを展開

 19年7月東証マザーズに新規上場した。中古住宅流通プラットフォームcowcamo(カウカモ)事業を展開している。仲介手数料が収益柱である。シェアオフィスのシェアードワークプレイス事業の拡大も推進している。

■20年7月期売上高と売上総利益40%以上成長目指す

 20年7月期の非連結業績予想は、利益予想を非開示としているが、売上高と売上総利益で40%以上の成長を目指すとしている。

 第1四半期は、売上高が4億53百万円、売上総利益が3億66百万円、営業利益が24百万円だった。売上高が前年同期比8%増、売上総利益が91%増となり、営業利益が黒字化した。主力のカウカモ事業が牽引し、シェアードワークプレイス事業も伸長した。通期も収益拡大を期待したい。

■株価は上値試す

 株価は10月の安値で底打ちして戻り歩調だ。上値を試す展開を期待したい。1月17日の終値は1777円、時価総額は約166億円である。

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