鳥居薬品は「スギ花粉舌下錠」の好調などで業績予想を増額修正

■一時11%高、コスト低減などで販売費などの減少も進む

鳥居薬品<4551>(東1)は1月21日、急伸し、9時30分にかけて11%高の3645円(355円高)まで上げたあとも10%高前後で活況高となっている。20日の取引終了後に2019年12月期の業績見通しの増額修正を発表し、注目集中となっている。決算発表は2月6日の予定。

 「シダキュア・スギ花粉舌下錠(アレルゲン免疫療法薬)」の販売が好調に推移したこと、セールスミックス等による売上原価率の改善に加え、更なるコスト低減効果等により販売費及び一般管理費が減少する見込みとなったこと等により、営業利益は従来予想の約2倍の14.30億円の見込みに修正し、純利益は同じく6.5%引き上げて16.60億円の見込みとした。(HC)

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