EAJが一段高、新型肺炎関連の出遅れ株として注目強まる

■すでに重松製や大幸薬品などが先行高する中で人気が波及

日本エマージェンシーアシスタンス(EAJ)<6063>(JQS)は1月21日、一段高で始まり、取引開始後に11%高の1850円(186円高)まで上げて戻り高値に進んでいる。海外渡航者向けの医療関連サービスや訪日外国人向けの関連サービスを行い、中国で発生した新型肺炎を受けて注目が強まっている。

 新型肺炎の関連株では、すでにマスクの重松製作所<7980>(JQS)が3日連続大幅高となり、消毒薬の大幸薬品<4574>(東1)も2日連続大幅高など、活況高の銘柄が続出している。こうした中でEAJは出遅れ株として物色人気が及んできた様子だ。中国の「春節」大型連休に向けて材料性を強めるとの期待が出ている。(HC)

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