ファルコHDが急伸、業績予想の増額が好感され2000年以来の高値水準

■新診断薬好調で火災事故からの復旧は当初想定より早く完了

ファルコホールディングス(ファルコHD)<4671>(東1)は1月23日、急伸し、取引開始後に19%高の2135円(350円高)まで上げて2000年以来の高値水準に進んだ。22日の取引終了後に今期・20年3月期の連結業績見通しの増額修正を発表し、注目が再燃している。

 火災事故からの復旧が当初の想定より早く完了した上、コンパニオン診断薬「MSI検査キット(FALCO)」が好調に推移。また、受取保険金、検査再構築費用等の見積額の修正もあり、今期・20年3月期の連結営業利益の見通しは、従来予想を53%引き上げて11.50億円の見込みとし、親会社株主に帰属する当期純利益は同3倍の15.0億円の見込みとした。(HC)

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