エイトレッドの第3四半期はワークフローソフトウェアの需要は旺盛で増収増益

■クラウドサービスの売上高は前年同期比35.5%増と大幅増収

 エイトレッド<3969>(東1)の第3四半期は、ワークフローソフトウェアの需要は旺盛であることから、増収増益となった。

 20年3月期第3四半期業績は、売上高11億70百万円(前年同期比14.3%増)、営業利益4億円(同6.4%増)、経常利益4億01百万円(同7.8%増)、純利益2億77百万円(同13.6%増)と好調であった。

 パッケージソフトに関しては、X-pointは、導入社数が堅調に推移したこと等により売上高が伸長し、AgileWorks は、全国主要都市でのセミナーの実施等により、導入企業数は増加し売上高が伸長した。その結果、第3四半期累計期間のX-point売上高は3億24百万円(同6.4%増)、AgileWorks売上高は5億14百万円(同8.4%増)となり、パッケージソフト全体の売上高は、8億38百万円(同 7.6%増)となった。

 クラウドサービスは、全国主要都市でのセミナーの実施やハンズオンセミナー、無料トライアルの実施等により、新規導入企業数が順調に推移した。その結果、第3四半期累計期間のクラウドサービス売上高は、3億32百万円(同35.5%増)と大幅増収。

 第3四半期は計画通りに推移していることから、通期業績予想は、当初予想を据え置いている。

 ちなみに、20年3月期は、売上高16億円(前期比10.5%増)、営業利益5億60百万円(同8.8%増)、経常利益5億60百万円(同14.4%増)、純利益3億75百万円(同20.2%増)と最高益更新を見込む。

 業績は好調に推移していることから、配当は16円(第2四半期末8円、期末8円)と5円の増配を予定している。

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