川本産業は8日連続、中京医薬品は6日連続ストップ高、「武漢がんばれ」支援物資の需要まで連想の様子

■消毒剤やマスクなど、新型肺炎関連株の中で選別買いが一段と強まる

川本産業<3604>(東2)は1月29日も買い気配で始まり、9時30分前に気配値のままストップ高の892円(150円高)に達し、8日連続ストップ高となっている。手指消毒剤、殺菌・消毒綿、マスクなど衛生材料の大手で、新型肺炎の流行懸念が強まる中で需要拡大などに期待が膨れている。

 また、中京医薬品<4558>(JQS)も買い気配のまま6日連続ストップ高の892円(150円高)に貼りついている。ともに、関連株の中でも飛び抜けて値幅妙味の強い銘柄として注目集中となり、選別買いが集まっているようだ。

 市場関係者の中には、日本国内での商品需要だけでなく、このところ中国・武漢市への支援を呼びかける動きが出ているとして、「武漢・加油」(武漢がんばれ)の支援物資にかかわる需要も期待できるのではないかと連想する様子もある。(HC)

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