【株式市場】日経平均は後場176円高まで上げて大きく反発、好決算銘柄など高い

株式

◆日経平均は2万3379円40銭(163円69銭高)、TOPIXは1699.95ポイント(7.67ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億3295万株

チャート13

 1月29日(水)後場の東京株式市場は、正午に12月決算を発表したモバイルファクトリー<3912>(東1)が一段高で始まり、丸山製作所<6316>(東1)は人体消毒にも使える軽量簡単な「微粒噴霧機」などが新型肺炎対策に注目されて13時頃から急伸。前場上げた海運株や電子部品株の一角などはそのまま値を保ち、日経平均は141円高で始まったあと14時頃に176円90銭高(2万3392円61銭)まで上げる場面があった。大引けも堅調で反発した。ただ、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は続落となった。

 後場は、キヤノン<7751>(東1)が決算発表への期待などで一段ジリ高となり、新型肺炎関連株の新内外綿<3125>(東2)川本産業<3604>(東2)はストップ高に貼りついて推移し、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ<6090>(東マ)は11時頃から急伸し始め後場はストップ高を継続。

 東証1部の出来高概算は10億3295万株(前引けは4億9632万株)、売買代金は1兆9685億円(同9239億円)。1部上場2159銘柄のうち、値上がり銘柄数は1094(同922)銘柄、値下がり銘柄数は967(同1120)銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種(前引けは21業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、鉱業、証券・商品先物、ゴム製品、化学、水産・農林、機械、パルプ・紙、陸運、繊維製品、非鉄金属、などとなった。(HC)

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