EAJは海外展開する法人への医療支援など注目されて出直り強める

■新型肺炎を受け日本の高度医療を希望する外国人が増えれば追い風に

 日本エマージェンシーアシスタンス(EAJ)<6063>(JQS)は1月30日の後場、11.6%高の1530円(160円安)で始まり、1月22日につけた年初来の高値1850円に向けて出直りを強めている。

 海外に展開する法人・団体/海外旅行保険の加入者に対する医療支援(医療アシスタンスサービス)や、日本の高度医療の受診を希望する外国人の渡航から治療までのトータルサポート(外国人患者に対する高度医療紹介サービス)などを行い、新型コロナウイルス肺炎の流行とチャーター機による帰国者のニュースなどが材料視されている。

 12月下旬に業績予想の減額修正を発表したが、株価はほとんど下げなかった。1月に入ってからは発表前の水準を次第に上回って推移しており、目先の業績動向は織り込まれたようだ。(HC)

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