ラクスは急反落

株式市場 銘柄

 ラクス<3923>(東マ)は業務効率化ソフトウェアのクラウド事業を主力としている。20年3月期第3四半期累計は広告宣伝費の大幅増加などで大幅減益予想としている。株価は地合い悪や利益確定売りで戻り高値圏から急反落している。

■クラウド事業が主力

 経費精算システムなど中小企業の業務効率化に貢献するソフトウェアを開発・提供するクラウド事業を主力として、IT人材事業も展開している。

■20年3月期第3四半期累計は大幅減益予想

 20年3月期第3四半期累計の連結業績予想(通期予想は非開示)は、売上高が前年同期比31.9%増の83億51百万円、営業利益が32.7%減の8億33百万円、経常利益が32.8%減の8億35百万円、純利益が36.2%減の5億20百万円としている。積極的な成長投資を継続して大幅増収だが、人件費の増加やTVCMによる広告宣伝費の大幅増加などで大幅減益予想としている。

■株価は急反落

 株価は地合い悪や利益確定売りで戻り高値圏から急反落している。1月30日の終値は1718円、時価総額は約1557億円である。

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