テンポイノベーションが後場一段と強含む、3月期末配当の増配など好感

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■収益ベースのストック資産が順調に拡大し営業利益21%増加

テンポイノベーション<3484>(東1)は2月7日の後場一段と強含み、取引開始後に930円(16円高)まで上げる場面を見せて出直りを強めている。

 2月3日の取引終了後、3月期末配当の増配と第3四半期決算などを発表。3月期末配当は、従来予想を1株当たり2円引き上げて9円の予定にするとした。

 店舗転貸借事業、不動産売買事業を主軸とし、ストック型の収益が積み重なる独自のビジネスモデルを展開する。第3四半期決算(2019年4~12月、累計)は、期末の「転貸借物件数」が前事業年度末より約12%(175件)純増して合計1634件となり、収益のベースとなるストック資産の拡大が順調に進んだ。営業利益は前年同期比20.6%増の6.65億円となり、3月通期の見通しは従来予想を据え置いたが、通期予想の83%に達した。(HC)

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