JPホールディングスの第3四半期は順調に推移し、増収大幅増益

■通期では、利益面での進捗率が高く上振れが期待される

 JPホールディングス<2749>(東1)の第3四半期は順調に推移し、増収大幅増益となった。

 同社は、総合子育て支援カンパニーとして、認可保育園や学童クラブなどを運営する子育て支援事業を展開し、保育所向け給食請負事業、英語・体操・リトミック教室請負事業、保育関連用品の物品販売事業、研究・研修・コンサルティング事業なども行っている。

 当第3四半期連結会計期間末の保育所数は209園、学童クラブは72施設、児童館は11施設、 民間学童クラブは4施設、幼稚園(海外施設)は1園となり、子育て支援施設の合計は297施設。

 その結果、20年3月期第3四半期連結業績は、売上高234億44百万円(同8.6%増)、営業利益9億65百万円(同44.5%増)、経常利益13億38百万円(同38.4%増)、純利益8億49百万円(同46.3%増)となった。

 通期業績予想については、現時点においては、2019年5月9日発表の数値を据え置いているが、 今後の業況の変化等により、実際の業績が予想数値と異なる場合があるとしている。

 ちなみに、20年3月期通期連結業績予想は、売上高320億円(前期比9.2%増)、営業利益18億11百万円(同18.3%増)、経常利益23億円(同19.8%増)、純利益12億12百万円(同13.2%増)を見込んでいる。

 進捗率は、売上高73.3%(前年同期73.7%)、営業利益53.3%(同43.6%)、経常利益58.2%(同50.4%)、純利益70.0%(同54.2%)となっていることから、利益面での上振れが期待される。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る