【株式市場】日経平均は一時182円高のあとも堅調に推移、TOPIXは小安い

株式

◆日経平均は2万3813円52銭(127円54銭高)、TOPIXは1717.42ポイント(2.22ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億2009万株

チャート2

 2月12日(水)前場の東京株式市場は、米シカゴ商取の日経225先物が祝日前の10日の日経平均の終値を200円強上回ったことなどを受け、日経平均は取引開始後に182円01銭高(2万3867円99銭)まで上げた。寄与度の大きいソフトバンクG<9984>(東1)が傘下の米スプリント社の合併前進との見方で大きく上げ、東京エレクトロン<8035>(東1)など半導体関連株の一角も高い。日経平均の前引けは127円54銭高(2万3813円52銭)。半面TOPIXは前引けにかけて軟調になった。

メディカル・データ・ビジョン<3902>(東1)が初配当と自社株買い、最高益決算など好感されてストップ高。大幸薬品<4574>(東1)は通期業績予想の増額修正や株式分割が好感されて高値を更新。Amazia<4424>(東マ)は第1四半期決算の大幅増益が材料視されて3日続けて大幅高。川本産業<3604>(東2)中京医薬品<4558>(JQS)など新型肺炎関連株も出直り再び活況高。

 東証1部の出来高概算は増加し7億2009万株、売買代金は1兆3168億円。1部上場2159銘柄のうち、値上がり銘柄数は793銘柄、値下がり銘柄数は1234銘柄。また、東証33業種別指数は9業種が値上がりし、情報・通信、証券・商品先物、その他金融、電気機器、非鉄金属、海運、精密機器、などが高い。(HC)

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