三洋化成が活況高、「全樹脂電池」世界初の量産報道など注目される

■発火しにくく生産コストを引き下げやすいなどの特色

三洋化成工業<4471>(東1)は2月19日、朝方に4940円(125円高)まで上げたあとも50~100円高で推移し、4日ぶりの反発となっている。

 18日、「タイで自動車向け電着塗料用原料の本格生産開始」と発表したほか、19日には「全樹脂電池を量産、来春にも福井に新工場」(日本経済新聞2020年2月19日付朝刊)と伝えられ、注目された。

 全樹脂電池は、「リチウムイオン電池に比べて発火しにくく、生産コストを引き下げやすい」(同)とされ、「世界で初めて量産」し、「新工場は21年春に操業を開始する」(同)という。(HC)

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