【話題】インテリジェントウェイブの「変化日」は2月21日の見方

■映画「スマホを落としただけなのに2」一斉公開の日に何かが起こる?

インテリジェント ウェイブ<4847>(東1)は2月19日の後場寄り後に一段と強含み749円(19円高)まで上げる場面を見せて反発幅を広げている。

 業績が好調な上、市場関係者によると、2月21日に一斉公開の映画「スマホを落としただけなのに2『囚われの殺人鬼』」(製作:映画「スマホを落としただけなのに2」製作委員会、配給:東宝)に、最新のITシステムや近未来のセキュリティシステムなどに関する助言・監修を行ったとのこと。もし評判になれば株価材料としても注目できるようだ。

 第2四半期決算(2019年7月~12月・累計)は、クラウドサービスが大きく寄与するなどで、営業利益が期初計画を8%強上回る3.68億円(前年同期比37.1%の増加)となり、純利益も2.37億円(同15.8%の増加)と2ケタの伸び率を確保した。前期の大型受注の反動減が出ている割には好調との受け止め方が出ている。

 このところの株価は、全体相場の調整に押されるように2月5日前後から調整基調に転じてきたが、19日は4日ぶりに反発基調となっている。市場関係者の中には、経験則的にな見地から、「こうした話題材料に絡む日が『変化日』になることが往々にして見受けられる」として底打ち反騰に注目する様子がある。

 6月通期の連結業績見通しは従来予想を継続し、営業利益は10.0億円(同8.5%の増加)、純利益は7.2億円(同5.3%の増加)、予想1株利益は27円37銭とした。業績動向は下期型だ。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■昔ながらの味わいを現代風にアレンジ、全国スーパーなどで展開  第一屋製パン<2215>(東証スタ…
  2.  日清食品ホールディングス<2897>(東証プライム)傘下の日清食品は8月18日、「カップヌードル…
  3. ■世界が注目する学問を豊富な事例とイラストで紹介  学研ホールディングス<9470>(東証プライム…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…
  2. ■公明党離脱ショック一服、臨時国会控え市場は模索  またまた「TACO(トランプはいつも尻込みして…
  3. ■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も  今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派…
  4. ■総裁選関連株が再び脚光、政権交代期待が市場を刺激  今週の最注目銘柄は、さいか屋<8254>(東…
  5. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  6. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る