【株式市場】円安進行とNY株高など好感され日経平均は一時405円高

株式

◆日経平均は2万3607円77銭(207円07銭高)、TOPIXは1682.77ポイント(10.91ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億6168万株

チャート4

 2月20日(木)前場の東京株式市場は、円相場が海外市場から1ドル111円台に入り、円安進行となったことなどを受け、トヨタ自動車<7203>(東1)キヤノン<7751>(東1)などが高く始まり、日経平均は先物の先行高も加わり266円高で始まった。米国株はS&P500などが最高値を更新したためソニー<6758>(東1)なども高く、日経平均は10時にかけて405円86銭高(2万3806円56銭)まで上げた。前引けは207円07銭高(2万3607円77銭)だった。

 新型コロナ肺炎関連株としてソリトンシステムズ<3040>(東1)などの在宅勤務・テレワーク関連株が高く、「目」の症状を訴えるケースがあるとされ点眼薬原料などの有機合成薬品工業<4531>(東1)が連日ストップ高。ビットワングループ<2338>(東2)は「5G」関連事業への進出が注目されてストップ高。フルッタフルッタ<2586>(東マ)は四半期決算の赤字縮小などが材料視されて再騰。第一商品<8746>(JQS)などの商品取引株はNY金相場の7年ぶり高値などが材料視されて活況高。

 東証1部の出来高概算は5億6168万株、売買代金は1兆2121億円。1部上場2160銘柄のうち、値上がり銘柄数は1455銘柄、値下がり銘柄数は588銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る