インフォネットは底値圏、21年3月期収益回復期待

株式市場 銘柄

 インフォネット<4444>(東マ)は企業のWEBサイト構築・運用保守代行を展開している。20年3月期は下方修正して大幅減益予想となったが、21年3月期の収益回復を期待したい。株価は安値を更新する展開だが、高値から3分の1水準でほぼ底値圏だろう。反発を期待したい。

■WEBサイト構築・運用保守代行

 19年6月東証マザーズに新規上場した。企業のWEBサイト構築・運用保守代行を展開している。自社開発のオールインワン・WEBサイトコンテンツ管理システム「infoCMS」や顧客管理システム「infoCRM」が主力である。

■20年3月期大幅減益予想、21年3月期収益回復期待

 20年3月期業績(非連結)予想(2月14日に下方修正)は、売上高が19年3月期比6.9%減の7億86百万円、営業利益が97.2%減の4百万円、経常利益が0百万円、純利益が0百万円としている。案件大型化に伴うリードタイム長期化により、今期納品可能となる新規受託件数が減少し、計画を下回る見込みとなった。

 なお第3四半期累計は売上高が前年同期比8.0%減の4億43百万円、営業利益が93百万円の赤字だった。20年3月期は下方修正して大幅減益予想となったが、21年3月期の収益回復を期待したい。

■株価は底値圏

 株価は安値を更新する展開だが、高値から3分の1水準でほぼ底値圏だろう。2月20日の終値は1261円、時価総額は約24億円である。

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