【株式市場】NYダウ急落に影響されるが日経平均は朝方の1051円安を下値に大きく回復

株式

◆日経平均は2万2686円61銭(700円13銭安)、TOPIXは1628.59ポイント(45.41ポイント安)、出来高概算(東証1部)は増加し9億4220万株

 2月25日(火)前場の東京株式市場は、NYダウの1000ドル安とシカゴ商取の日経平均先物の急落を受け、平均株価構成銘柄に機械的な売りが先行し、日経平均は437円安で始まった後1051円53銭安(2万2335円21銭)まで急落した。中で、ソニー<6758>(東1)東京エレクトロン<8035>(東1)などの値戻しが鋭く、日経平均も次第に持ち直し、前引けは700円13銭安(2万2686円61銭)となった。

 ウイルス除去・除菌製品の大幸薬品<4574>(東1)や減圧滅菌室などの日本エアーテック<6291>(東1)などが逆行高となり、在宅勤務・テレワーク関連株のブイキューブ<3681>(東1)はストップ高。セグエグループ<3968>(東1)も大幅続伸。リアルワールド<3691>(東マ)は第1四半期の赤字大幅減などを受けて一段高のストップ高。星医療酸器<7634>(JQS)は酸素呼吸器などが注目されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は増加して9億4220万株、売買代金は1兆6278億円。1部上場2160銘柄のうち、値上がり銘柄数は46銘柄、値下がり銘柄数は2105銘柄。

また、東証33業種別指数は全業種が値下がりし、値下がり率の小さい業種は、電力・ガス、化学、情報・通信、小売り、石油・石炭、銀行、など。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る