インテージHDはヘルスケア子会社のAI創薬事業が注目されて再び出直る

■神戸天然物化学とインテージヘルスケアがAI創薬研究支援サービス

インテージホールディングス(インテージHD)<4326>(東1)は3月5日、反発基調となり、4%高の871円(35円高)で始まり、再び出直っている。連結子会社インテージヘルスケアと神戸天然物化学<6568>(東マ)がAI創薬技術による創薬研究支援サービスを開始すると伝えられ、注目が強まっている。神戸天然物化学も1363円(36円高)まで上げている。

 神戸天然物化学が3月4日付で「創薬研究支援サービス提供開始に関するお知らせ」を発表し、「インテージヘルスケアが提供するAI創薬技術によりデザインされた新規化合物を、当社が実合成することにより、ワンストップでの創薬研究支援サービスの提供を開始」するとした。

 インテージヘルスケアは、理論創薬研究所(神奈川県藤沢市)、アフィニティサイエンス(東京都品川区)と連携し、AI創薬プラットフォーム「Deep-Quartet」(ディープカルテット)を提供し、2019年12月から武田薬品工業<4502>(東1)との共同プロジェクトを開始するなど、AI創薬事業を積極的に展開しているという。(HC)

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