Hameeの今期4月期第3四半期は当初予想を上回る2ケタ増収大幅増益

■通期業績予想を上方修正

 Hamee<3134>(東1)の今期4月期第3四半期は、当初予想を上回る2ケタ増収大幅増益となった。第3四半期が当初予想を上回ったことから、通期業績予想の上方修正も発表した。

 第3四半期連結業績は、売上高86億60百万円(前年同期13.0%増)、営業利益13億83百万円(同56.9%増)、経常利益13億96百万円(同58.6%増)、純利益9億58百万円(同51.8%増)であった。

 セグメント別の業績は、コマース事業の売上高は70億72百万円(同11.0%増)、セグメント利益は16億88百万円(同33.7%増)、プラットフォーム事業の売上高は13億62百万円(同6.5%増)、セグメント利益は主としてネクストエンジンの売上増加による売上総利益の増加による影響により、4億14百万円(同10.7%増)、その他の売上高は2億31百万円(同1,351.9%増)、セグメント損益はふるさと納税支援サービス以外は先行投資フェーズであるため90百万円の損失(前年同四半期は1億27百万円の損失)であった。

 第3四半期は好業績であったことから、同時に通期業績予想を上方修正した。

 売上高は、前回予想を1億46百万円、営業利益を1億58百万円、経常利益を1億42百万円、純利益を84百万円上方修正したことで、20年4月期通期連結業績予想は、売上高112億88百万円(前期比9.6%増)、営業利益14億27百万円(同22.7%増)、経常利益14億38百万円(同21.9%増)、純利益9億74百万円(同18.6%増)を見込んでいる。

 株価は、コロナウイルスの影響で同社の株価も急落しているが、今回の第3四半期の好決算と通期業績予想の上方修正で、反発を期待したい。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  2. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  3. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  4. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  5. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  6. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る