首相が18時から会見し中小企業対策など「一気呵成に」と表明

日インタビュ新聞ロゴ

■14日「新型コロナ特措法」施行、緊急事態宣言は無し

 安倍首相が14日18時から記者会見を行い、「時々刻々と事態は変化しており、国民の命と健康を守るため、必要であれば法律上の措置を実行する考えだ」(毎日新聞ニュース3/1418:15配信より)などとと述べたと伝えられた。

 会見は、13日に成立し14日施行された「新型コロナ特措法」(緊急事態宣言を可能にする改正新型インフルエンザ等対策特別措置法)についての首相説明とみられ、私権を制限することも可能な特別法とあってか、会見開始直後のニュース報道は、緊急事態を宣言しなかったことに主眼を置くニュースが多い感触だった。

 ただ、約30分に及んだ演説では、中小企業に対する臨時緊急的な救済策などを披露し、「一気呵成に進めることが肝心」とするなど、経済対策を意識した発言が所々聞き取れた。

 いま、国内では、宿泊・観光・飲食業などから休廃業が続出している状況にある。経済関係では、3月18~19日に日銀の金融政策決定会合が予定され、米国時間17~18日には米国の金融政策会合であるFOMCが予定されている。日米協調の対策が打ち出される期待が強まってきたようだ。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る