Link-Uは売り一巡、20年7月期増収増益予想

株式市場 銘柄

 Link-U<4446>(東マ)は漫画アプリ運用などサーバープラットフォームビジネスを展開している。20年7月期増収増益予想である。第2四半期累計は計画をやや下回ったが、通期ベースで収益拡大を期待したい。株価は地合い悪も影響して上場来安値に接近したが、売り一巡して反発を期待したい。

■漫画アプリ運用などサーバープラットフォームビジネスを展開

 19年7月東証マザーズに新規上場した。自社設計のオリジナルサーバーを基軸としたデータ配信およびデータを適切に蓄積・分析・処理するAIソリューションを、ワンストップで提供するサーバープラットフォームビジネスを展開している。漫画アプリに強みを持ち、小学館のマンガアプリ「マンガワン」運用を主力としている。

■20年7月期増収増益予想

 20年7月期業績(非連結)予想は、売上高が19年7月期比20.7%増の13億11百万円、営業利益が6.1%増の4億22百万円、経常利益が5.3%増の4億10百万円、純利益が6.0%増の2億88百万円としている。

 第2四半期累計は売上高が6億23百万円、営業利益が1億87百万円だった。一部案件のリリース時期変更などで計画をやや下回ったが、通期ベースで収益拡大を期待したい。

■株価は売り一巡

 株価(20年1月16日付で株式3分割)は地合い悪も影響して上場来安値に接近したが、売り一巡して反発を期待したい。3月18日の終値は1317円、時価総額は約180億円である。

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