テクノフレックスは底値圏、20年12月期増収増益予想

株式市場 銘柄

 テクノフレックス<3449>(東2)は配管継手の電門メーカーである。20年12月期増収増益予想である。収益拡大を期待したい。株価は地合い悪化も影響して軟調展開だ。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、底値圏だろう。売り一巡して反発を期待したい。

■配管継手の専門メーカー

 19年12月東証2部に新規上場した。金属製配管継手の専門メーカーとして、管継手事業(フレキシブル継手伸縮管継手、真空機器)、管継手関連事業(配管加工・設置工事など)、金属塑性加工事業(金属塑性加工による自動車やロボットの部品製造販売)、介護事業(福祉用具レンタル・販売)、その他事業(不動産賃貸)を展開している。

■20年12月期増収増益予想

 20年12月期連結業績予想は、売上高が19年12月期比8.4%増の206億円、営業利益が13.1%増の26億50百万円、経常利益が12.8%増の27億50百万円、純利益が3.1%増の17億50百万円としている。

 売上面では消防設備工事や防災関連製品の拡販、コスト面では生産性向上などを推進して増収増益予想である。収益拡大を期待したい。

■株価は底値圏

 株価は地合い悪化も影響して軟調展開だ。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、底値圏だろう。売り一巡して反発を期待したい。3月26日の終値は681円、時価総額は約145億円である。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る