マクアケは売り一巡、20年9月期大幅増収増益予想

株式市場 銘柄

 マクアケ<4479>(東マ)はクラウドファンディングのWebプラットフォームを運営している。20年9月期大幅増収増益予想である。収益拡大を期待したい。株価は地合い悪化で上場来安値に接近した。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、売り一巡して出直りを期待したい。

■クラウドファンディングのプラットフォームを展開

 19年12月東証マザーズに新規上場した。サイバーエージェント<4751>の連結子会社で、国内NO.1の購入型クラウドファンディングのWebプラットフォーム「マクアケ」を運営している。

■20年9月期大幅増収増益予想

 20年9月期業績(非連結)予想は、売上高が19年9月期比62.8%増の21億87百万円で、営業利益が3.8倍の4億78百万円、経常利益が3.7倍の4億76百万円、純利益が3.7倍の3億30百万円としている。応援購入総額は7割増を目指している。

 第1四半期は売上高が5億19百万円、営業利益が1億02百万円だった。掲載開始数が増加し、応援購入総額が大幅に拡大した。会員数も順調に増加した。通期予想に対する進捗率は売上高23.7%、営業利益21.3%と概ね順調だった。通期も収益拡大を期待したい。

■株価は売り一巡

 株価は地合い悪化で上場来安値に接近した。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、売り一巡して出直りを期待したい。3月27日の終値は3170円、時価総額は約364億円である。

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