富士フイルムHDが続伸、新型コロナウイルス患者に国内臨床第3相試験を開始

■富士フイルム富山化学が「アビガン」の増産準備を進め、すでに生産をスタートと発表

富士フイルムホールディングス(富士フイルムHD)<4901>(東1)は4月1日、続伸基調で始まり、取引開始後に5580円(141円高)まで上げて再び出っている。

 3月31日付で、富士フイルム富山化学が、新型コロナウイルス感染症の患者を対象とした抗インフルエンザウイルス薬「アビガン錠」(一般名:ファビピラビル)の国内臨床第3相試験を開始したと発表。特効薬の誕生に向けて期待が強まった。

 発表によると、富士フイルム富山化学は、「アビガン」の増産準備を進め、すでに生産をスタートしているという。今後、富士フイルムグループは、国内外のパートナーとの連携体制を構築し、増産を加速させていくとした。(HC)

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