ラウンドワンが10%高、発行株数の10%に達する規模の自社株買いに注目集まる

■米国では全41店舗を臨時休業と発表したが株価への影響は限定的

ラウンドワン<4680>(東1)は4月1日、再び出直って始まり、9時30分にかけて10%高の617円(55円高)まで上げた。出来高も増加している。3月31日の取引終了後に自己株式の取得(自社株買い)を発表。上限株数を自己株を除く発行済み株式数の10.5%に達する1000万株とし、注目集中となった。

 取得上限金額は50億円、実施期間は2020年4月2日から同年5月19日まで、東証における市場買付で実施するとした。

 なお、店舗の臨時休業は、この3月28日(土)、29日(日)の2日間、一部店舗で実施したほか、31日付で、米国では米行政当局の指示、方針に従い、3月30日18時現在(米国太平洋標準時)、全米の全41店舗を臨時休業している。国内外とも随時対応を行っているとした。(HC)

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