レーサムは発行株数の8%規模の自社株買いを1ヵ月間で実施とあってストップ高買い気配

■300万株または14億円を上限に4月1日から30日まで実施

レーサム<8890>(JQS)は4月1日、買い気配のままストップ高の760円(100円高)に貼りつき、10時40分にかけてまだ売買が成立していない。3月31日の取引終了後、発行済株式総数の7.9%に達する規模の自己株式取得(自社株買い)を発表し、好感されている。

 取得する株式総数(上限)は300万株(自己株式を除く発行済株式総数の7.9%)、取得総額(上限)は14億円、20年4月1日から同月30日まで市場買付にて実施するとした。1ヵ月間の短期間とあって株価への寄与に期待が膨らむ形となった。

 なお、31日付で2020年3月期の連結売上高の予想の減額修正を発表した。利益予想は据え置いた。(HC)

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