【株式市場】NY市の感染拡大など懸念されたが日経平均は朝方の399円安を下値に回復

株式

◆日経平均は1万8739円98銭(177円03銭安)、TOPIXは1394.75ポイント(8.29ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億2934万株

 4月1日(水)前場の東京株式市場は、米国の新型コロナウイルスによる死者がNY市だけで1000人を超えたことやNYダウ反落などが影響し、日経平均は230円安で始まった直後に399円54銭安(1万8517円47銭)まで下押した。ただ、日本製鉄<5401>(東1)日本郵船<9101>(東1)トヨタ自動車<7203>(東1)などは9時半頃から前日比プラス圏に浮上し始めた。日経平均も回復に転じ、前引けは177円03銭安(1万8739円98銭)となった。

ブイキューブ<3681>(東1)などの在宅勤務・テレワーク関連株が活況高となり、栄研化学<4549>(東1)は新型コロナを35分で検出する新試薬キットの承認が好感されて活況高。都立高校の新学期が順延との観測を受けてアイスタディ<2345>(東2)などの在宅学習・eラーニング銘柄も軒並み急伸。ベクター<2656>(JQS)はソフトのダウンロード需要が増える期待などが言われて急伸。

 東証1部の出来高概算は6億2934万株、売買代金は1兆382億円。1部上場2167銘柄のうち、値上がり銘柄数は776銘柄、値下がり銘柄数は1320銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…
  2. ■「売られ過ぎシグナル」を発信の自己株式取得株は浮上余地をアピール  マーケットの現在の投資家心理…
  3. ■銀行株投資の選択肢  多くの銀行株の中から投資対象を選ぶ際には、PBR1倍割れやPER1ケタ台、…
  4. ■銀行と半導体、どちらが市場をリードする?  今週は、週明けから「タカさんチーム」の出番が続きそう…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る