ソフトクリエイトホールディングスは戻り高値圏、21年3月期収益拡大期待

【アナリスト水田雅展の銘柄分析

 ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東1)は、ECサイト構築ソフトや不正接続防止製品を主力としてソリューション事業を展開している。20年3月期増益予想である。21年3月期も収益拡大を期待したい。株価は急反発して戻り高値圏だ。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。

■ECサイト構築ソフトと不正接続防止製品が主力

 ECソリューション事業(ECサイト構築パッケージソフト「ecbeing」販売・保守から、ECサイト構築・運用支援、データセンターでのホスティングサービス提供、ECプロモーション提供までの総合サービス)を主力として、システムインテグレーション事業(自社グループ開発ソフト販売、基幹系システム受託開発)、および物品販売事業(法人向けIT機器販売など)も展開している。

 連結子会社はソフトクリエイト、ecbeing、エイトレッド<3969>である。17年11月Y2Sを持分法適用関連会社化、18年4月エートゥジェイを子会社化した。

 ecbeingの国内ECサイト構築実績はシェア1位である。18年6月にはクラウド型ECプラットフォーム「mercart」を開始している。SI事業ではセキュリティ製品「L2Blocker」が、不正接続防止ツール市場における累計導入社数で第1位を獲得している。

 19年3月期のセグメント別売上構成比はECソリューション事業46%、システムインテグレーション事業27%、物品販売事業27%、経常利益構成比(連結調整前)はECソリューション事業50%、システムインテグレーション事業48%、物品販売事業1%だった。ECサイト構築実績の積み上げに伴う運用支援・保守などストック型収益が拡大基調である。

■20年3月期増益予想

 20年3月期連結業績予想は、売上高が19年3月期比6.4%増の206億円、営業利益が6.5%増の20億10百万円、経常利益が4.6%増の21億円、純利益が4.2%増の12億円としている。配当予想は19年3月期と同額の20円(第2四半期末10円、期末10円)である。

 第3四半期累計は、売上高が前年同期比25.1%増の173億12百万円、営業利益が15.8%増の19億02百万円、経常利益が13.9%増の20億76百万円、純利益が10.2%増の12億51百万円だった。ECソリューション事業を中心に順調だった。

 第3四半期累計の進捗率は売上高が84.0%、営業利益が94.6%と高水準である。通期は上振れの可能性が高いだろう。そして21年3月期も収益拡大を期待したい。

■株主優待制度は3月末と9月末の年2回

 株主優待制度は毎年3月31日および9月30日現在の1単元(100株)以上保有株主に対して実施している。優待内容は保有株数および保有期間に応じてオリジナルQUOカードを贈呈する。

■株価は戻り高値圏

 株価は急反発して戻り高値圏だ。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。4月1日の終値は1648円、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS91円44銭で算出)は約18倍、前期推定配当利回り(会社予想の20円で算出)は約1.2%、前々期実績連結PBR(前々期実績の連結BPS713円40銭で算出)は約2.3倍、時価総額は約227億円である。(日本インタビュ新聞社アナリスト水田雅展)

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