デンカが大幅続伸、新型コロナウイルス薬として期待の「アビガン」3倍備蓄など材料視

材料でみる株価

■原料生産と発表し政府の経済対策とともに材料株妙味が増幅

デンカ<4061>(東1)は4月6日、大幅高で始まり、9時20分に13%高の2923円(342円高)をつけて2日連続の急伸となっている。

 4月2日付で、新型コロナウイルス感染症への特効薬として期待される「アビガン」の原料となる「マロン酸ジエチル」の供給を決定し5月から生産開始と発表。続いて5日、政府が7日にも発表するとされる経済対策で、「『アビガン』の増産を支援し、2020年度中に現在の最大3倍にあたる200万人分(インフルでは600万人分)の備蓄を確保する」(日本経済新聞2020年4月5日付朝刊)と伝えられ、材料株妙味が増幅した。

 「アビガン」は、富士フイルムホールディングス(富士フイルムHD)<4901>(東1)グループの富山化学工業と富山大学が共同開発し、インフルエンザ薬として創製した新薬で、2014年に日本国内で製造販売承認を取得した。富士フイルムHDも7%高に迫る6145円(381円高)前後となっている。(HC)

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