【株式市場】NYダウ急伸など好感するが日経平均は朝方の586円高から大きく値を消す

株式

◆日経平均は1万8808円53銭(232円23銭高)、TOPIXは1392.99ポイント(10.69ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億2085万株

 4月7日(火)前場の東京株式市場は、NYダウ急伸や「緊急経済対策」への期待などから先物が先行高となり、日経平均は取引開始直後に586円22銭高(1万9162円52銭)まで急伸した。ただ、トヨタ自動車<7203>(東1)が9時半頃に一時マイナス圏に沈むなど一部の銘柄が重く、日経平均は次第にダレ模様となり、前引けは232円23銭高(1万8808円53銭)となった。

 中で、ニトリHD<9843>(東1)は2月決算と今期予想などが好感されて活況高。キュービーネットHD<6571>(東1)鉄人化計画<2404>(東2)は東京都の休業要請対象に「理髪」「カラオケ」があり見方が分かれたが「緊急事態宣言」の期間が1ヵ月程度とされたことなどが前向きにとらえられ急出直り。農業総合研究所<3541>(東マ)は野菜生産者と直結のため緊急事態宣言により買いだめ発生なら有利とされて一段高。ジェクシード<3719>(JQS)は6日リクルートとの提携発表が好感されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は8億2085万株、売買代金は1兆3708億円。1部上場2168銘柄のうち、値上がり銘柄数は1566銘柄、値下がり銘柄数は551銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種が値上がりし、サービス、その他金融、ゴム製品、ガラス・土石、建設、金属製品、電気機器、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■岡崎医療センターで実証、医療従事者の負担軽減と業務効率化を確認  川崎重工業<7012>(東証プ…
  2. ■全国の介護事業者が安心して選定可能、TAISコード取得で信頼性向上  丸文<7537>(東証プラ…
  3. ■生成AIへの危機感、弁護士の間で高まる  GVA TECH<298A>(東証グロース)は8月21…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  2. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…
  3. ■自民党総裁選と連立問題が相場を左右、短期急伸と急落を交錯  高市トレードは、まるで「超高速エレベ…
  4. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…
  5. ■公明党離脱ショック一服、臨時国会控え市場は模索  またまた「TACO(トランプはいつも尻込みして…
  6. ■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も  今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る