【株式市場】日経平均は5日ぶりに反落、後場194円安まで下押したが持ち直す

株式

◆日経平均は1万9345円77銭(7円47銭安)、TOPIXは1416.98ポイント(8.49ポイント安)、出来高概算(東証1部)は13億6889万株

 4月9日(木)後場の東京株式市場は、「緊急事態宣言」都市に愛知県が指定を要請と伝えられ、実現なら休業要請地域が広がるため、日経平均は98円安で始まったあと前場の安値を割り込み、13時半にかけて194円69銭安(1万9158円55銭)まで下げた。その後は安川電機<6506>(東1)などが持ち直し、日経平均も下げ幅を縮めたが、大引けは5日ぶりに反落した。

 後場は、百貨店が休業要請業種から除外の可能性が言われ、三越伊勢丹HD<3099>(東1)などが13時頃にかけて一段と強い値動きを見せ、ペッパーフードサービス<3053>(東1)は株主優待の使用期限延長が好感されて一段高。アイスタディ<2345>(東2)は高下しながらも学校教育向けオンライン学習システムの新製品が注目されて前場より水準を上げ、ソフトマックス<3671>(東マ)はオンライン診療関連妙味が言われて一段高のストップ高。

 東証1部の出来高概算は13億6889万株(前引けは6億1537万株)、売買代金は2兆2997億円(同1兆415億円)。1部上場2169銘柄のうち、値上がり銘柄数は1098(同941)銘柄、値下がり銘柄数は1007(同1255)銘柄。

 また、東証33業種別指数は13業種(前引けは4業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉱業、海運、非鉄金属、ガラス・土石、ゴム製品、金属製品、機械、などとなった。(HC)

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