【株式市場】円高など受け日経平均は軟調だが朝方の173円安を下値に持ち直す

株式

◆日経平均は1万9521円25銭(117円56銭安)、TOPIXは1425.74ポイント(7.77ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億5301万株

 4月15日(水)前場の東京株式市場は、為替が円高に転じ、シカゴ証取の日経平均先物は軟調だったため、日経平均は取引開始後ほどなく172円86銭安(1万9465円95銭)まで下げた。ただ、ソニー<6758>(東1)東京エレクトロン<8035>(東1)が10時頃から上向き、ソフトバンクG<9984>(東1)も堅調。日経平均は次第に下値が堅くなる印象で、前引けも117円56銭安(1万9521円25銭)だった。

任天堂<7974>(東1)が「スイッチ」の生産を再開と伝えられて上げ、業種別指数「その他製品」をけん引し、佐川急便のSGホールディングス<9143>(東1)は4日続伸基調で「運輸・倉庫」指数をけん引。ビザスク<4490>(東マ)ヴィッツ<4440>(東マ)は2月決算や中間決算が材料視されてストップ高。ミクリード<7687>(東マ)は飲食店の時短営業を支援とされて連日ストップ高。3月19日上場のゼネテック<4492>(JQS)は高値を更新。

 東証1部の出来高概算は6億5301万株、売買代金は1兆783億円。1部上場2169銘柄のうち、値上がり銘柄数は509銘柄、値下がり銘柄数は1595銘柄。

 また、東証33業種別指数は8業種が値上がりし、空運、その他製品、陸運、食品、サービス、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る