【株式市場】日経平均は後場250円安前後で横ばいだが値上がり銘柄数が多い

株式

◆日経平均は1万9290円20銭(259円89銭安)、TOPIXは1422.24ポイント(11.83ポイント安)、出来高概算(東証1部)は12億9859万株

 4月16日(木)後場の東京株式市場は、トヨタ自動車<7203>(東1)などが水準を一段下げて始まり、日経平均は254円安で始まった。中国株安などが言われ、14時過まで250円安(約1万9300円)前後で小動きを継続。首相が国民一人10万円の意向を固めると伝えられたが、大引けも259円89銭安(1万9290円20銭)となり、大幅に2日続落となった。

 後場は、新日本理化<4406>(東1)が一段高となり、アルコールや界面活性剤を製造することや原油安効果などが言われて急伸。竹本容器<4248>(東1)は消毒液の増産にともなう容器需要が言われてほとんどストップ高に貼りついて推移。スガイ化学<4120>(東2)も界面活性剤を薄めて消毒薬に代用する動きなどが材料視されて一段高。ジェネレーションパス<3195>(東マ)は月次動向が好感されてストップ高。ジャストプランニング<4287>(JQS)は外食産業向けソリューションの好調観測などで一段高。

 東証1部の出来高概算は12億9859万株(前引けは5億9860万株)、売買代金は2兆2102億円(同9972億円)。1部上場2169銘柄のうち、値上がり銘柄数は1587(前引けは1338)銘柄、値下がり銘柄数は534(同762)銘柄。

 また、東証33業種別指数は11業種(前引けは7業種)が値上がりし、値上がり率上位は、倉庫・運輸、水産・農林、情報・通信、電力・ガス、小売り、サービス、鉱業、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る