マルマエは3月の半導体分野の月次受注残高22%増など注目され一段高

■メモリ向け需要が本格化する見通し、FPD分野は73%増加

マルマエ<6264>(東1)は4月20日、一段高となり、11%高の944円(91円高)まで上げて3月以降の回復相場での高値に進んだ。900円台は2月21日以来になる。

 4月17日の取引修了後に3月の月次動向(月次受注残高)を発表し、2020年3月末の半導体分野の受注残高が前年同月比22.2増加し、FPD分野は同73.1%増加したと発表し、注目されている。

 半導体分野では、検収が順調に推移するなか、既存顧客の増産や新規顧客からの受注が増加し始めた。今後の見通としては、ロジック向けの投資が続くなか、メモリ向けの需要が本格化し、投資するデバイスメーカーが増加する見通しで、同社の受注も拡大傾向が続く見通しとした。
(HC)

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