デルタフライ・ファーマは末期肺がん薬候補「DFP-14323」が第3相臨床試験に移行する見通しになり株価は午後ストップ高

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■国内臨床第2相の症例登録完了後、第3相への効果判定基準を確認

 Delta-Fly Pharma(デルタフライ・ファーマ)<4598>(東マ)は4月20日の13時過ぎ、開発中の「DFP-14323」(適用:末期肺がん、経口剤)について、第3相臨床試験に移行する見通しになったと発表した。

 20日の株価は、これを受けて午後一段高となりストップ高(300円高の1445円)に達し、大引けもストップ高。終値ベースでは2020年2月17日以来、約2ヵ月ぶりの1400円台となった。

 「DFP-14323」については、20年3月31日付で、国内臨床第2相試験の症例登録の完了を発表した。今回の発表では、その後、臨床第3相試験(大規模比較試験)への効果判定基準(87%以上)を確認し、第3相試験に移行する見通しになった。

 今後の予定としては、5月末までに全症例の効果判定評価が終了する予定で、6月中に、品質向上のため、本試験自体に関与していない独立の立場の医師による効果判定評価を実施する予定とした。(HC)

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